代赭石(たいしゃせき)

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「基源」
天然の赤鉄鉱 Haematite (主成分は酸化第二鉄Fe2O3)ヘマタイトの塊。
「出典」 神農本草経 下品
「別名」 代赭石(タイシャセキ)、代赭、丁頭代赭、須丸、赤土、血師、赭石、赤赭石など
「性味」 苦/寒
「帰経」 肝、心

「成分」
Fe2O3で、そのうちFe:70%、O:30%、その他SiO3,AL,Mg,Mr,Caなどを含む。
「効能」
補血、収斂、鎮吐、鎮静、止血剤なども目的に応用される。
「薬理作用」
平肝潜陽、降逆止血。
「応用」
1.肝陽上亢による頭痛、眩暈などに用いる。
代赭石は性味が苦寒で、質が重であるので、肝陽を降ろし、肝火を除く効能がある。
肝陽上亢の証には、竜骨、牡蠣、白芍などを配伍する。例:鎮肝熄風湯。
2.げっぷ、呃逆、嘔吐、およ喘息などに用いる。
代赭石には降逆の効能があり、げっぷ、呃逆、嘔吐を治療するときには、旋覆花、半夏、生姜などを配伍する。例:旋覆代赭湯。
肺腎両虚による気逆喘息を治療するときには、党参、山茱萸など補肺納気の薬物を配伍する。例:参赭鎮気湯。
3.吐血、出血、崩漏などに用いる。
代赭石には凉血止血の効能があり、血熱による吐血、出血を治療するときには、白芍、竹筎、牛蒡子などを配伍する。例:寒降湯。
慢性の崩漏によるめまい、眼花(目がまぶしい)に対しては、禹余粮、赤石脂、五霊脂などを配伍し、固渋および袪痰生新の効果を強める。例:震霊丹。
「注意」
1.妊婦には慎重に使うべきである。
2.微量の砒素(As)化合物を含むので、長期投与で中毒を起こす可能性がある
「処方例」
鎮肝熄風湯、旋覆代赭湯、参赭鎮気湯、寒降湯、震霊丹など。
「用法・用量」
内服:煎剤には1日9~30グラム、砕いて先に煎じる。外用:適量、外傷の出血には粉末を塗布するといい。
「産地」
中国(山西、河北、山東、河南、四川、広東省など)。

商品名代赭石(たいしゃせき)
規格500g
価格1860円・箱
製造元中国
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