補骨脂(ほこつし)

¥ 1,860 税込

加算ポイント:38pt

商品コード:

数量
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「基源」
科名:マメ科/属名:オランダビュ属
和名:オランダビュ/生薬名:補骨脂(ホコツシ)/学名:Psoralea corylifolia L.の成熟した果実(豆果)を乾燥したもの。
「出典」 薬性論
「別名」 胡韭子(コキュウシ)、婆固脂(バコシ)、破胡紙(ハゴシ)など
「性味」 辛、苦/大温
「帰経」 腎、脾

「成分」
果実には精油、有機酸、配糖体。種子にはクマリン類のプソラレン、アンゲリシン、フラボノイド類の、ババキン、ババキニンなど。
「効能」
遺尿、頻尿、失精、インポテンツ、腰や膝の冷痛、倦怠感、脾腎陽虚による下痢と虚寒性の喘息、咳嗽に用いる。
「薬理作用」
補腎壮陽、固精縮尿、温脾止瀉。
冠状動脈の拡張作用・外用で皮膚のメラニン新生を促進する作用・抗菌作用・肉腫抑制作用。
「応用」
1.インポテンツ、腰や膝の冷痛に用いる。
本品の補腎壮陽の作用を利用する。
莵絲子、胡桃、沈香などを配伍し、インポテンツの治療に用いる。例:補骨脂丸。
腰や膝の冷痛あるいはだるく無力には、杜仲、胡桃肉などを配伍する。例:青娥丸。
2.遺尿、頻尿、活性に用いる。
「三因方」には、補骨脂、青塩の等分を炒めて細末にし服用して、滑精を治療するとある。
「補要袖珍小児方論」では単味で炒めて粉末にし、お湯で服用して小児の遺尿を治療するとある。
腎気虚による頻尿には、補骨脂に茴香を配伍した、破故紙丸を使用する。
3.脾腎陽虚による下痢に用いる。
補骨脂には温補脾腎、止瀉の作用がある。
脾腎陽虚による五更泄瀉に使用する四神丸は、すなわち、補骨脂、肉豆蔲、五味子、呉茱萸などを配合したものである。
このほか、虚寒性の喘息、咳嗽には、胡桃、蜂蜜などを配合して使用する。
「注意」
薬性は温燥にして、陰液を損傷し、火熱を助ける恐れがあるので、陰虚火旺証と便秘には禁忌。
古人は経験的に、補骨脂は非常に燥性が強いので軽々しく使用すべきではないとしている。現在の臨床的な観察でも、熱性が強い薬物であるため服用後に口が渇く・舌や咽喉部がかわいて痛むなどの熱象を生じることがある。それゆえ、陰虚火旺のものは服用してはならない。なお、胃に対する刺激性があるので胃疾患があれば使用しない方がよいが、虚寒の消化性潰瘍なら使用してもよい。
「用法・用量」
内服:煎剤には1日6~9グラム、あるいは丸・散剤に入れる。外用:適量。

「参考」 漢方薬の精力剤・補骨脂:
インド原産で、インドから東南アジアに分布するマメ科の一年草で、オランダビユの成熟した果実である。補骨脂はその薬効を表した名といわれる。中国では四川、河南などを主産地とします。果実五ミリ位の腎臓形のもので、果皮は種子に付着し、種子には芳香がある。果実には精油や有機酸 、配糖体、種子にはクマリン類のプソラレンやアンゲリシン 、フラボノイド類のババキニン、カルコン類のババカルコンなどがふくまれ、冠血管拡張作用や女性ホルモン様作用、抗菌作用などが知られている。漢方では補陽薬の一つで、固精や縮尿の効能があり、遺尿や頻尿、失精やインポテンツ、腰痛、倦怠感などの症状に使用する。海馬補腎丸、ナンパオに海馬、人参などと配合される。

商品名補骨脂(ほこつし)
規格500g
価格1860円・箱
製造元中国
この商品のレビュー ☆☆☆☆☆ (0)
この商品のレビュー ☆☆☆☆☆

おすすめ商品Recommend

PAGE TOP